バンリの箱庭

あの世とこの世とその狭間:萬道研究会

萬里は祈祷師【第一の人生】3の章

萬里は歴史の勉強と、戦争モノの映画やドラマ
中国という国と
中国の象徴のような自分の名前が
子供の頃から好きではありませんでした。

 

それはなぜか?と聞かれても

なんでか分からんが好きにはなれない。

 

なのになぜか、中国を舞台にした

映画、映像、美しい女優さんには目を奪われ

心穏やかに魅入ってしまう自分もいたり・・・。

 

矛盾も多い

 

しかし、それに理由があったことを
お役目を受け入れた時に、はじめて

全て解き明かされたかのように知りました。

 

中国全土、

戦の中大量の戦死者を弔ってきた事。
悲しい歴史と永い伝統や古来の技術、思想で成り立つ中国。

 

そして生まれたばかりの私に名前を付けた、
母方の祖父(私が3歳の時に亡くなった)が
私が中国人の生まれ変わりで、お役目を担って生まれたことに
気付いていたこと。
その祖父も同じような力を持っていたという事。

 

苦しい前世の記憶が無意識に蘇り

現世の感情や思考、嗜好、志向に影響をもたらしていたこと。

 

そして10代の頃から漠然と

「私はみんなの私」「私はみんなの物」

「私はみんなの共有物」

とグルグル頭の中で芽生える意識。

それが意味すること、今ならわかります。

 

先で書いたように
前世の声姿は今と同じです。

(なぜ断言するようになったのかは、後々)

萬里は中国人の生まれ変わりにしては
らしいお顔とは、かけ離れています。

どちらかと言うと、濃いぃ系です。

西洋とのハーフと間違えられる事もありました。

 

声姿が同じはずなのに、出身が中国とは?!

そこんとこ、あんまり納得いかないなぁ・・・

とか思ってました。

 

そんな中

何をきっかけだったかは覚えていないけど

胸騒ぎというか、心がソワソワと落ち着かず

急な不安に襲われたり、悲しくなったり

不安定な時がありまして、

プレッシャー?精神が病み始めた?

 

なんだか分からない???的な状態に。

 

いつものように

テレビやネットを観ていた時

ある集団が何かを訴えに日本へ来ているという

ニュースが目に飛び込んだ

「あ!この人達知ってる!親戚のような気がする!

もしかしたら知り合いかも!?」

と瞬時に、親近感が湧いた

 

その集団は中国の少数民族

ウイグル族」でした。

 

ウイグル族は西洋が混じった

お顔をしていました。

(確かトルコだったかな)

 

そう、私の前世は「ウイグル族

&萬里はウイグル族の末裔で

今は日本人

 

と言っても、理解はし難い・・・

ウイグル族が居住するウイグル自治区

資源が豊富な土地です。

今は種の存続が困難な状況にあるようで、

確かこの時のニュースは弾圧から逃れたい

助けて欲しい運動のような旨の内容だったかと・・・

(これは10年前の出来事なので、

現在どうなっているのかはよく分かりません。)

ただこの時は、ルーツを知っても

家族を助けたいような気持ちに見舞われても

観る度に何もできない自分が悲しくなったことを

覚えています。

 

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