バンリの箱庭

あの世とこの世とその狭間:祈祷師萬里の世界感出してみます

萬里は祈祷師【第一の人生】41の章

*登場人物*

・萬里→二度目の結婚して、主婦生活をしている

・ダーリン→初婚(萬里の旦那様)

・うっち先生→新たに登場した先生。だけど霊能者とかではなく整骨院の先生(噂では能力あるとか・・・)

 

 

ダーリンは手術後の

足の痛みに悩まされている

 

ダーリンは身体が勝負の仕事なので

メンテナンスも仕事の内

 

色々と通ってはいるが

痛みの除去に

劇的効果のあるものには

まだ巡り合わないらしい

 

そんな時

とても良い治療院があると
ダー同僚が通っている

整骨院の話を聞いて

大分県のU市まで

通うようになり始めた

 

無知な萬里は

整骨院とは、
肉体労働者や

老人が行くところだろう

という妙な固定観念

持っていた

 

保険が使える整骨院なので

低料金で治療ができるとか

いうのも知らなかった

ダーリンは自費の治療も兼ねて

してもらっているらしい

 

実際、良くなってるのか

どうかはわからないけど
ダー同僚は何人も久留米から

はるばる大分まで

通っているというのだから

よほどいいのだろう・・・

 

萬里は子供の時から

極度の猫背
息子を出産したあとから

左足も引きずっている、

首の骨もよくズレる
肩こりは自分で気づけないほど酷い
仰向けに寝ることもできない

20代でこの身体は

異常だという事も知らない

 

そんな自分の身体の状態が

当たり前過ぎて

『治療』という発想もなくて

萬里はそういう

身体の治療をするところへ

行った経験が無い

 

萬里は、こういう体質?

こういう身体の形で

遺伝的な体型(萬里母も同じような姿勢)で、

どこかへ通って治せるものだとは

思ってなかったし

 

身体のメンテナンスといえば

「病院で薬」という

イメージしかなかった

 

ダー「今度連れてってやるけん、

一緒に治療受けてみたら?
その先生は霊感もあるけん

色々診てもらえるよ。
なにせ楽しい人で

身体以外の事も

色々相談に乗ってくれるからね。
お前もいつもきつそうやし

少しは楽になるかもよ!」

 

なに?!霊感とな?!

 

鹿児島の村さんというお方が

居るというのに、

また違う霊能者見つけてきたのか?!

 

ん〜、新たな能力者

見てみたい気がしなくもない・・・

 

ダーリン、萬里と知り合う前に

同僚たちと鍛錬のため

滝行に行っていた

その時お世話になっていたのが

ツル先生(悪坊主)と

兄弟弟子だった塚先生

結婚式の日取りを決めてもらい

結婚式にも招待した

塚先生は

多分ダーリンが初めて会った霊能者だ

 

塚先生がどれほどの能力を持ち

それと比べてどうなのか?

とかの判断は聞いても

わからないだろうな

そして、最近萬里がそこまで

判断できるようになってる

とも思ってないはず

 

萬里も霊能者のレベルが

分かるところまで

いつ進化したのかは分からない

 

萬里が今まで見てきた限りでの

霊的力を持つという人々のレベル

 
①番・・・村さん 

②番・・・ツル先生(悪坊主) 

③番・・・塚先生

 

善の行いだろうと

悪の行いだろうと

能力の差は

理不尽だったりもする・・・

 

さて、

整骨院の先生はこの順位の

どこに位置するのだろうか?

 

ダーリンの治療予約の日
萬里も一緒についていった

一見普通の整骨院

いろいろな器具があり
先生の手技を施すベッドが一台

やはり、年配の患者さんが

待合室にたくさんいる

ここは、鍼治療もしているようだ

 

初対面の先生(男性)の名は

「うっち先生」

印象は若くて元気で

声デカくて勢いのある感じ

たしかに、気さくで

誰とでも冗談交じりで会話をするから
人当たりは良いと評価されるのだろう

しかし、本当に霊感あるのだろうか?

そんな風には、特に感じない

 

とりあえず、

身体が治療目的で来てんだから

色々と私が抱える症状を伝えた

 

うっち先生「背骨がねじれてるよ、

仙骨が内側に入り込んでる、

こりゃ生理痛あるでしょう。

こんな酷かったら、

あちこち痛いし
仰向けに寝れないのは当たり前!

一度で簡単にどうにか

なるもんじゃないから
私が少しづつ治していくんで

ダーリン君と一緒に通いなさい。」

 

まぁ、自分の身体が

どんなにひどい状態なのかも

分かったし

自分の身体に目を向ける

きっかけにはなった

ここで、今までの身体より

少しでも楽になるなら
ま、いっか!ですな

 

霊感とかより

身体をみる専門家としての

腕前を見てみようかな

 

今となっては整骨院

外科の違いも分かる

当時は、何もかもが初めてで
どの器具を見ても

「これで治るんだろうな」という

希望を持てていた

 

一通り必要と思われる

器具に流れ作業で乗せられ

うっち先生の手技施術は

ほんの数分

それでも先生は

汗を流しながら一生懸命

身体をほぐしてくれる

 

その治療以外にも

うっち先生には霊能力がある

という前提で

そういう系の話しても

大丈夫なのかな?と考え

 

何か(おばけ)の影響で

身体がおかしい

とかって事も合わせて

いろいろな悩み話してみた

 

うっち先生

「じゃあ、今度は特別な

治療をしようかね~♪」

内容ははっきりわからないが

特別な治療は
やはり特別な料金が必要らしい・・・

 

まぁ、ダーリンが出すから

物は試しってことね。

 

次の治療は日曜日
本当は診療はお休みなところ

たしか、ダーリンの同僚と息子と
ドライブも兼ねて

4人で行ったんだったかな。

続きを読む

萬里は祈祷師【第一の人生】40の章

*登場人物*

・萬里→2回目の結婚して主婦になった

・ダーリン→彼氏から旦那様になった(出張が多い職業)

 

 

萬里二度目の結婚で

ついに主婦になる!

 

そんな萬里の旦那様

ダーリンは飲みに行くことが多い

萬里も『飲み屋』をしていたし

出会ったのも『飲み屋』

特に心配はしてない

 

ただ、萬里は

元々眠りが浅いのもあって

少しの物音でも

すぐに目が覚めてしまう

 

どうかすると

エレベーターの扉が開いて

人が降りたタイミングで

目が覚めてしまう事もある

 

犬と同じくらいの感覚だ

寝付くのも

毎日2~3時過ぎが当たり前

 

やっと眠りに落ちたかな〜

って頃のその時間に

中途半端に帰って来て

起こされるくらいなら

 

「いっそ0時前までに

帰ってこれんなら、
朝まで帰って来るな!」

といつも言っている

 

その頃のダーリンが

付き合いをする人間は

私とは違う部類の

少し特殊な人が多かった

色々と感化されることも多く
萬里から見れば

「なぜそんなに憧れ慕って

付いていくのだろう??」
という疑問ばかり

 

ダーリンは、

今の仕事

1つの職業しか経験がなく
同じ職業の団体

狭い環境の中で

同じような価値観、

同じような考えの中で生きている

世間一般とは

少しズレているところがある。

 

萬里最初の結婚は18歳で

子供ができたのが先

お腹の大きな状態で結婚式

という流れだったから

今度は世間でいう

『順序通り』に拘っていた

 

普通に憧れるのは今も同じ

 

息子が三年生の頃に

ダーリンと出会ったのだけど
息子とは

初対面の時から相性がよかった

これが

萬里がダーリンを選んだ

理由の一つ

 

もう一つは

暴力を振るわない人

最初に会った時の

「この人と結婚する!」というのは
ビビビッときたのではなく

実は、未来がわかった瞬間

だったのかもしれない

 

だけど
ダーリンを

完全に信用してない部分が

萬里の中にあるのも確か

 

結婚までのほんの一年だけど

不信感を持つ要素は

色々あったしね

 

でなくとも

誰でも、

ひどい目に遭わされた経験があれば

多少の人間不信やトラウマは

抱えるもんだと思う

 

トラウマになった出来事と

似たような状況の中で

似たような立場に立つ人の支えで

克服できたりする事もある

 

この時の萬里は

そんな繊細なことに対する

フォローも

ダーリンに期待していた

 

残念なことに

そんな気遣いや繊細さを

理解する能力に乏しい

ダーリン・・・

 

『そこんとこ何があったの?!』

な部分は

ここで書く内容には

そぐわないので

まぁ、ご想像でw

 

結婚は決意したし

籍も入れる

一緒にも住むし

家族になる

 

だけど

萬里は結婚してすぐに子供を

作る気にはならなかった

というより

作りたくなかった

 

それは

息子とダーリンの

親子としての関係が

きちんと出来上がってからでないと

嫌だって気持ちがあったから

 

ダーリンは萬里と出会う前に

大事故に合い

障害者等級を持っていた

 

ダーリンは身体を使う仕事

仕事復帰は不可能とも

言われたらしく

そんな逆境から

立ち上がり

復帰して当たり前に仕事を

しているところが尊敬できるなぁ

 

と、出会った頃には

思ったりもしていた

 

萬里の方程式

尊敬=信頼=愛情

 

尊敬、信頼がなければ

全力で愛情を注ぐことができない

 

ダーリンは事故後手術して
スネに金具を入れていたらしく
結婚前に

その金具を外す手術をしていた

 

その後の経過が悪かったのか

痛みが取れずにいた

入院するような

症状ではないようだけど

復帰はしているものの

仕事には支障が出ていた

 

色々な所へ

お金をかけて定期的に

治療には行っていたが

イマイチ

すっきりしないらしい

 

続きを読む

萬里は祈祷師【第一の人生】39の章

*登場人物*

・萬里←なんか色々感じ取ることが、多くなってきた気がする今日この頃な感じ

・ダーリン←とか呼んだりしねぇけど、萬里の彼氏(のち旦那)

 

 

 

萬里はお布団に潜ったまま

さっきの勢いもあり

神経ピリピリして

眠れやしない

 

どれくらい経った頃か、

息子を連れて

外出から帰って来た

 

なんか息子とボソボソ話してる

 

こっちへ来る足音が聞こえる

 

寝室へ入って来て

ベッドの淵に座った

 

イライラするし

ムカつくし

萬里は反対向いたままさ

 

ダー「あれ、捨ててきたけん。

それだけお前と一緒に

おりたいて思っとるけん、

嘘ついてごめんなさい・・・」

 

嘘が雑ふぅ~ん

 

その時

萬里は何て言ったか

覚えてない

 

何しに外出したのか

後でコッソリ息子に聞いたら

息子「川に連れて行かれて

オレ捨てられるのかと思って

ビクビクしてたら

何かを川に投げてたよ。
んで、戻って来て

『ごめん』て言われて帰ってきた、

ビビった~アセアセ

 

まぁ、

どこのカップルにも

ありがちな話

 

 

付き合い始めて一年後
「結婚したい」と言われ

 

両家の両親に挨拶

 

すぐに披露宴とは考えていない

 

引っ越しと同居は決定している

 

先に

結婚式と入籍を済ませるために

たしか

一番良い日取りを

塚先生にお尋ねに行ったな

28歳で二回目の結婚をした

ダーリンは一つ年下の初婚

 

一応目標の30歳前

 

結婚後は

新居へ引っ越したのだけど

 

またクローゼットから

気持ち悪い空気が・・・ふぅ~ん

そりゃ、もちろん

今度はすぐに整理したさ、

ストレスは身体に良くない

 

クローゼットからは

歴代の彼女の写真や手紙・・・

出てくる出てくる

 

普通、引っ越しの時に

整理するもんじゃないの?!

 

こういう場合って

 

目につかないように、

心配させないように

気付かせないように

 

それって、相手に配慮する、

思い遣る、誠実でありたい

てことになると思うんだ

 

萬里はもちろん

 

時には浸りたい

昔の思い出だろうと

心残りの証明だろうと、

かつての男性の影は

ダーリンが目にした時に

良い気持ちはしないだろう

と思うし不誠実だと思ったので

全て処分した

 

それとこれとの差涙

この結婚に対する不安は

拭いきれない

また、眠れなくなるのは嫌やし

ただでさえストレスに感じると

過呼吸の発作もあるし

 

すぐに

本人の目の前に突き出して

どういうことか?と尋ねる

 

ダー「特に何も考えてなかった。」

 

こいつ懲りてないわ

て言うか

人の立場になって

物を考えることができない

人みたいだ涙

 

やっぱり気遣いとか

配慮とかないのか・・・

 

こんなモン即刻処分だエクステンション

それはケジメとして

自分の手で捨ててもらう主義

 

少しは学習しろやびっくり

 

結婚と同時に

『主婦』になった

相変わらず

何かの気配や

発生源不明の悪臭に悩まされる

 

結婚したいと言われた時
「もう飽きるほど遊んだ?」と

聞いた

前の結婚では
数年間毎日のように

それで悩まされた

現在の萬里を知る人にとっては

誰も信じられない事だと思うけど

萬里は文句一つ言わず

相手に合わせ

全て我慢する女だった

喧嘩になると

頭に血が上って

倒れてしまうという

おかしな症状もあったから

 

萬里が我慢すれば済む事
それが当たり前だと思ってた

 

結果、爆発して

当時の旦那の寝こみを襲って

加害者になりそうなことに

なってしまった

人の我慢には限界がある
言いたいこと・言うべきことは

その都度小出しにして
きちんと相手に言おう!

何事も早期解決と

その、21歳の時に決めたのです

 

結婚早々にこんなことがあったけど

若かりし頃に決めた↑コレ

に沿って今回は早めの小出し

 

欲や激昂する感情を

捨てることはなかなかできないけど
コントロールしたり

抑制したりはできることだと思う

 

萬里は歳を重ねるに連れ
「人としてどうあるべきか」を

よく考えるようになり

そこが足りてないと思う時に
人に対して怒りが

込み上げるようになった

 

そこに理不尽さは微塵もない

「人として」であるのだから

怒りに任せてるように見えて

自分の感情を乗せてる訳でもない

 

そうすると説得力も増すものだ

 

萬里は

喜怒哀楽の表現が下手だ。

素直じゃない。

可愛げがない。

と言われる。

 

かと言って

喜怒哀楽は人間だからこそ

あるものなので

萬里に怒り以外の感情が

ないわけではない

 

最初の18歳の結婚の時の経験から

怒り以外の素直な感情表現が

苦手になったのかも・・・

とも思う

 

二度目の結婚は

元気だったり寝込んだり、

主婦だったため

ベッドから出られない日が

続いても

なんら支障がなかった

しかし寝込んだからと言って

ダーが家事をやるということもなく
いつも助けてくれる

息子に迷惑かけてるなぁ・・・と

申し訳なく思いつつも
身体はいつも

いうことをきかない日々

霊のせいで体調が悪く、

家事ができないとか
普通に考えれば

怠けてる、

言い訳してるとも捉えられる

 

これがまかり通る環境
今思えばとても恵まれていた。

 

ん?逆に考えると、

 

不調に身を任せられる環境になった

イコール

霊的なことだけに

意識を持っていける環境

 

だから

不調が酷くなって

いったのかもしれないなぁ・・・ゆう★

 

続きを読む

萬里は祈祷師【第一の人生】38の章

*登場人物*

・萬里←ここんとこ夢見が悪い、長いこと続いているから睡眠が浅くて疲れている

・ダーリン←とか呼ぶわけないじゃんwな、萬里の彼氏

 

 

立て続けに見る夢、

日によって

微妙に内容が違う

ある日は一人、

ある日は遠くにダーリンが居て

その姿を見つめている

 

クローゼットの中を

整理してみた

宝石箱?アクセサリーを

大事にしまっておくための

シャレた箱があった

我が家のものではない、、

開けて見るとその中には

シルバーのバングルが入っていた

 

『あ!これは出かけるとき

ダーリンがよく

身に着けているヤツだ!』

 

縦横裏表をよ〜く見てみると

内側に文字が彫ってある

【toダーリン from○○○(元カノの名前)】

あ!これか・・・

 

なかなか、

今時やんないよなこういうの・・・

とか思いつつ

 

見たことは黙っておいた、

そして聞いてみた

萬里「クローゼットに入ってる、

いつも着けてるバングルって

買ったと?どうしたと?」

 

ダー「自分で買った、

気に入ってるから

あれだけは持ってきた」

 

ふぅ~ん。

 

それからも

夢の中に女性は現れる

少しずつ

感情が感じ取れるように

なってきた

それは、決して

いい感情ではなく、

どちらかというと憎まれてる、

悲しさを私にぶつけている

 

あ、やっぱり元カノだ・・・と

確信したその日

夢の中で話しかけられた

 

元カノ「私の方が好きなのに、

私の方が想ってるのに、

私があげた物を

大事にしてくれてるのに、

私の好きな人を奪った・・・」

 

また次の日も

その次の日も

 

さすがに夢の内容と

元カノのことを

話し合わなければ!

と思った

萬里「あのバングルは

本当に自分で買ったもの?」

ダー「うん、そうやけど」

萬里「私昔からいろんなことを

夢で見るんやけど、

私的にはそのバングルは

元カノから

もらった物じゃないかと思ってる、

事実はどう?」

 

ダー「自分で買ったよ、

夢で見ただけやろうもん、

俺の言うことより夢信じると?」

 

萬里「はぁ・・・」

それ言われたら終わり

ほんと

昔からよく言われてきたセリフ

萬里「じゃあ、あのバングル

私によく見せて!」

 

ダー「夢見ただけで

なんでそんなに疑われなんと?

わざわざ見せる必要ないやろ」

 

萬里「はぁ・・・」

 

こんな風に

とぼけられることで

萬里はいつまでも
まともに寝ることはできない

 

知らないと思うと

こんなに自信満々の

嘘つけるんだ。

こういうのを

往生際が悪いというのか?

 

ここまで話せば

さすがにバングルは処分するか

自宅に持って帰るだろうと思った

なのにダーリンは

そういうところが杜撰だ・・・

 

詰めが甘いというか

元カノの写真攻撃で

どう考えても浮気バレバレだろ?

の時も「大丈夫」って

言ってたくらいだからな

 

萬里にその舐めた

甘さは通用しない

 

とにかく

熟睡できない毎日なので

少しでも寝たいのと

ダーリンと

顔会わせたくないのもあって

早めに布団に入る

 

この話をした晩にも

また同じような夢

いつまでも

グズグズ、グズグズ

訴えられる

 

男も女も

いつまでも

グズグズ言う奴は

基本好かん怒り

 

萬里「もう、うるさい怒り

私のところに来るなびっくり」と
大声出しながら起きた

ダーリン寝室へ飛んできた

ダー「どうした!なんがあったと!?」

 

萬里「もういい加減にしてくれん!

正直に言うたら?
私、物から感情

読み取れたりすると!

宿った想いの強さとか分かると!

元カノは

まだダーの事好きみたいよ!

 

そのバングルには

元カノの想いが詰まってて
放つ空気が重いうえに、

私の夢に出てきて

ダーを返せって訴える

それでも、それは

自分で買った。て嘘つき通すほど

大切で処分できん物なら、

バングルと一緒に

ウチから出て行って!!!」

 

萬里はふてくされて

布団にもぐった

 

布団に潜ったところで

イライラ、ピリピリ

興奮状態なので

眠れるわけではないけど

もう顔出したくない

 

寝室クローゼットを

開け閉めする音が聞こえる

 

しばらくすると息子を連れて

どこかへ出かけてった。

 

 

 

今思うとあれは

物にこもった『念』であり

私の夢に

何度も出てきた元カノは

『生霊』と呼べるもの

だったのかもしれない

 

萬里の起きてる時は

「気のせい気のせい」で

見過ごして生きてるから

訴えが伝わり難かったのか

 

夢なら強制的に

映像化して見せやすいもんね

 

『想い』の強さは

本人が意識せずとも
誰かのもとへ

訴えかけにいくものなんだ

 

それが「どう人に作用するのか」

を考えると

できれば良い念を

抱えて生きていきたいもんだ

 

良い念であれ

悪い念であれ

それは必ず自分にも

跳ね返ってくるものだと

萬里は思うのです。

続きを読む

萬里は祈祷師【第一の人生】37の章

*登場人物*

・萬里←普通の人(気のせい!夢見ただけ!がモットー)

・ダーリン←なんて呼び方は一切しないが、萬里の彼氏

 

 

半同棲生活、

徐々にダーリンの私物が

わが家に増えてきた

 

萬里は今まで 

・嘘をつく人間

・約束をやぶる人間
だけは許さない!と

息子にも歴代彼氏にも

ずっと言ってきた

あともう一つ

DVを受けてきた中で

『女に暴力をふるう奴も許さない!』
という項目も増えた

 

どんな人間でも
最低でもこれだけは

頭においといて欲しいし、

萬里もこれに基づいて生きている

 

ダーリンが

ほぼ我が家で寝はじめ

そろそろ慣れてきたころ

 

夢でダーリンが

女性と居るところを

よく見るようになった

 

『はぁ、なんか、やな夢見たなぁ』

って不愉快な朝が続く

 

それは毎晩つづく

女性が何かを受け渡している

次の日は女性が一人、

次の日もまた次の日も

何を言ってるのかは

わからないが

暗い顔(寂しい顔?)で
萬里に何かを訴えかける

そして

寝室のクローゼットから

重い空気と違和感を

感じるようになり始めた

 

子供の頃のように

泣きながら目覚めることはないけど

さすがに毎日続くと

何かあるのかな?って思うよね

 

あまりにも続くし

熟睡感も無くて

寝覚めが悪くて

不愉快

 

ダーリンに尋ねた

萬里「最近

毎日女性の夢見るんだけど

ダーリンと何かやり取り

してる時もあったり・・・。

何か女性について

思い当たることない?

 

ダー「・・・。

実は元カノと

まだ連絡取ってる。」

 

まぁ、元々は

浮気相手が萬里で

ダーがデルモ彼女を捨てた立場だし

申し訳ないとかかわいそうとか
何かしらの感情はあっても

おかしくはないが

萬里としては気に入らない

 

萬里がまだ浮気相手の立場の時

ダーリンの家へ行った二度目

最初の日には無かった物が

テレビの上にドーン!と置いてあった

 

それはデルモ彼女の仕事写真?

ウェディングドレスや

いかにもモデルですぅ!!みたいな

写真をコルクボードいっぱいに

貼り付けてあった

 

それ見たら普通は思いますよね?

『こりゃ浮気バレてるわ』

 

萬里「バレてんじゃないかな?」

 

ダー「いやそんなわけないやろ」

 

男って・・・

 

て思ったね。

 

夢で見る女性は、

ハッキリとした顔は見えないけど

その写真のデルモ彼女の雰囲気だった

 

萬里「元カノと

コソコソ連絡取る必要が

あるなら彼女のところへ

戻ればいいやん。

けじめつけるって

そんな中途半端なことなん?」

 

ダー「いや、ただ

なんか、かわいそうで・・・
俺が振ったのに待ってる。とか

戻ってくるかもしれないみたいな

期待もあるような・・・
でも俺には気持ちはない」

 

萬里「待ってる上に

かわいそうなら

戻ってあげればいいやん。

そういう中途半端が

一番傷つくわ!」

 

ダー「元カノは

全部俺が決めたことに従うし、

自分を主張しない。
たとえばご飯を食べに行くとき

『何が食べたい?』と聞けば
『あなたの好きなもの

食べたいものでいいよ』て言う。

 

別れ話の時も

ダー君が決めた事なら・・・

って泣くだけで

でも、おまえは

自分の意見をきちんと言うし
全く正反対なところが

良いなと思ってるから、

戻る気はない。」

 

要は

今まで得られなかったモノを

私が持っていた。

ということは

「比べた」結果

選ばれたとも思える

 

そういえば

ダーリンは人と人を比べて

物を言うことが多い

 

それって育った環境なのかな?

 

『他所は他所、

ウチはウチ』って

言われて育った萬里には

なぜ人と比べないと

価値がわからないのかが

不思議だ

 

人と比べるのは

自信を持たせるため

励ますために

時には必要だけど

 

基本良い事ではないと思う

子供を育てるに当たっては

特に良くない事だと思ってる

 

で、

話は戻るけど

萬里は意を決して聞いてみた

 

萬里「クローゼットの中に

何か私の知らないものが

あるような気がするんだけど?

思い当たることない?」

 

ダー「なんもないけど・・・。

考えすぎじゃない?」

という顔がなにか疑わしい

 

この日は

これ以上追及せずに
居ない時に掃除ついでに

クローゼットを見てみよう・・・。

続きを読む

萬里は祈祷師【第一の人生】36の章

*登場人物*(萬里の幼児期振り返り)

・萬里←普通の人(「勘違い」と「気のせい」で生きている)

 

 

萬里は子供のころから

リアルな夢をよく見ていた

それは大人になっても続き

成長と共に内容もより現実味を

帯びるようになっていった

 

一番よく覚えている夢がある
まだ保育園の頃、

萬里家族は

祖父・祖母・祖祖母と

一緒に暮らしていた

萬里は

極度の曾おばあちゃんっ子

曾おばあちゃんも

兄弟の中で

萬里を一番可愛がってくれてた

 

曾おばあちゃんは『ちんかばぁちゃん』

おばあちゃんは『おっかばぁちゃん』

筑後地方ならではの呼び方

 

ちんかばあちゃんは

後妻さんで、じいちゃんとは従弟

曾祖父さんとの間に子供は居ない

出産の経験はないが、

隣近所の乳が出ない母親たちに代わり

ややご(赤ちゃん)にお乳を飲ませていた

出産経験なしでも

母性の強さだけで

母乳が出るとか

そんな現象も起きるらしい

 

何事も

想いの強さと気合いと粘り強さ。

萬里のそれも

ちんかばあちゃん譲りかな

 

萬里は毎日

ちんかばあちゃんと寝ていた

 

ある日から、

毎日同じ夢を見て

泣きながら目を覚ますことが続いた

 

早朝

年寄りはみんな起きている

いつも萬里が泣きながら起きた時
三人はいつも

朝のニュースを見ていた

 

ジジババ「萬里ちゃんどうした?」

萬里「お山が爆発して、

なんかドロドロ出てきて

いっぱい逃げて怖かった」

三人は「夢みただけよ、

大丈夫!

怖かことはなんもなか!

大丈夫大丈夫。」

と毎日なだめてくれる。

 

三人が居る傍で

保育園の準備をするまでの

少しの時間安心して寝ていた。

その怖い夢が続き

一週間程経った朝

萬里はまた同じように

泣きながら目覚め

居間へ行く

テレビの画面に流れるニュース

夢と同じ光景が映し出されていた

 

萬里「ばあちゃん!じいちゃん!

これ!この夢見たと!こわいよ~」

 

どこの山だったかは

はっきり覚えていないが

やはり三人「偶然たい、ああ、

こんな夢やったやったなら

そりゃ怖かったろう、

近くの山じゃなかけん

大丈夫、大丈夫」

 

夢で見た映像は

どんな夢でもきっと大丈夫

「夢は夢」

 

誰にもわからない

萬里の勘違い

 

それは小さい頃から

始まっていたのだった

 

続きを読む

萬里は祈祷師【第一の人生】35の章

*登場人物*(昔のおかしな出来事を回想中)

・アンナ←夜時代の萬里の源氏名

・マスター←萬里の雇い主

・ダイ←マネージャー(マスターの実弟

・キョウ←お店の女の子(アンナのお目付役)

 

 

安定剤の力により

おとなしくなったアンナは

そのまま外のソファで

閉店まで放置されていたという涙

 

酔っ払いがたくさん

行き来する

飲み屋ビルの通路で

ミニスカの

うら若き女性が

意識不明で・・・8時間

 

全く無事だったというのも

不思議なんですけどねふぅ~ん

 

 

残りの???は・・・

・ロレックス=常連客の腕時計、一応謝罪の電話した。ロレックス返すついでに、飲みにいくという約束で和解。

・肩についた歯型=常連客、アンナが噛みついたので、噛み返したんだって。

 

この時

常連客も結構酔ってたらしく

応戦したものの

よく覚えてないって事で

なんとなく穏便に(?)終わった

 

マスター

ダイ

キョウ曰く

 

アンナの目は

普通の人間では無かった

 

叫ぶ言葉は

全く意味不明

 

視点が定まらず

誰とも視線が合わない

自分たちに敵意を

持っている様子では無かったが

何に向かって

攻撃をしていたのかも不明

 

あのアンナは

普通の女性の力では無かった

普通なら

男二人で押さえ込めば

制圧できるはず

 

明らかに他の誰かだった

 

マスターとダイも

あちこち打撲で

痛みがあるらしい苦笑

 

実に申し訳ないが

アンナであって

アンナでなかったので

許してほしいと

思いつつ

しばらく肩身が狭かった

 

そしてしばらく

格好のネタとなった

この時も

ツル先生のところへ

行く事を勧められたが

 

「そんなんじゃない!!」と

拒んだのを覚えている

 

その後

来店したお客さんの

何人かからは

「アンナさん、

この前大変だったね〜

もう大丈夫なん?」

って目撃者による

心配のお声が

ある度に

恥ずかしい思いをしたのです。

 

 

 

今思い返すと

何か憑いていたのは間違いない

意識は完全に

自分のものでは無かった

 

生きてる人間に

ストレスや疲れ、隙、

気分の落ち込みがあると

その時の感情に同調した

何かおばけが引き寄せられて

身体や意識を支配することがある

 

そんな時

通常の人間では

有り得ない力を

発揮する事も実際にある

 

って事を

この時身を以って体験していた。

 

萬里が襲われた

包丁女もだったなぁ

https://yorozudou-kenkyukai.com/?eid=33(21の章参照)

 

『何かが憑いてる』

であろう人間は

やっぱり目が

おかしくなるてのも共通点

 

大抵の場合

心身の負担になる

社会的信用を落とす

そんな良く無い念のヤツの方が

強く作用するみたいだ。

 

ただ、これは稀な事であって

よくある事ではないって事は

覚えててくださいね。

 

萬里はツル先生とのことが

色々あって

こういう事になっていただけ。

だったって事が

後々判明したのだから。

 

続きを読む