バンリの箱庭

あの世とこの世とその狭間:萬道研究会

あの世があることの意味

No.4の玉です。

 

私は、幼少期に母と生き別れて以来、

「自分は何のために生きてるんだろう?」

という思いを、常に抱いてきました。

 

それなりに遊び、それなりに学び、

時間が過ぎるのをやり過ごしていく中で、

自分の意思でたどり着いた答えは、

 

「あの世がある」ということです。

 

その理由は、ザックリと言えば、

この世だけしかないと考えたら、

説明がつかないことばかりだったから。

 

そこには、なんとなく惹かれた「仏教」の教えが深く影響してはいましたが、

それだけではなく、人間にとって、

 

「本来の世界はあの世で、この世は仮の世界」

 

「今世は、前世の行ないの結果だ」

 

ということを、ある種の実感を通じて掴んだからです。

 

要は、魂を磨くために転生輪廻をしている。

 

それが、「何のために生きるのか?」の答えでした。

 

だから、霊の世界から見たこの世は、この世しかないという方が見る世界と、全く違っています。

 

まぁしかし、普通に考えればわかることです。

 

宇宙があり、星があり、地球があり、その中で生まれたアメーバみたいな生物が、偶然、高度な文明を操る存在に進化する。

 

あり得ません。

 

神も霊もなく、全てが偶然の産物だとしたら、この世界はあまりにも「合目的的」に出来過ぎています。

 

やはり、何かの目的があって創られた。

そう考えるのが自然です。

 

ともあれ、何かのキッカケがなければ、

この世の意義や人生の意味など、なかなか考えられないでしょうね。