バンリの箱庭

あの世とこの世とその狭間:萬道研究会

萬里は祈祷師【第一の人生】5の章

道教太平道が生まれた頃

三兄弟に授けられた物があります。

 

それは「九節の杖」というものです。
九つの節がある竹で作られた杖、

魔法の杖とでもいいましょうか。

 

先代のおばあさまが使っていたのも

この杖で、

九つの節のある竹に細工と術を施し、

役目がある人間に、術具として御守りとして

人を諭す道具として(←教育的指導でシバいたりします)

見えない者との戦いの武器として

授けることになっています。

 

この杖は現在の萬里も持っています。

ここぞ!という時にしかお目見えしない

代物となっている

萬里の大切な術具の一つです。

 

先代には直近の弟子が8人いました。

その下にも枝分かれして

弟子はたくさんいたそうですが、

九節の杖は、この8人の直弟子にのみ渡されています。

 

これまた、前世で率いた一派の直弟子達は、

萬里が転生する度、同じ時代に

生まれ変わって存在しているそうです。

 

今この時期に同時に生まれ変わるという事は、

民を救うべく、大きな役目を全うする必要のある

心身共に苦難の時代に突入している

という事になるのではないでしょうか。

 

萬里は現世に転生した8人の直弟子達を

探し出し、

前世同様、術や役目を指南し、

活動する体制を作り

更に、杖を授ける使命もあるのです

(すでに杖は8本準備しているのですが・・・)

 

改めて自己(他己?)紹介

先代のお名前は萬惠(ゥワン ホゥェイ←発音難しい)
弟子や民からは親しみと敬意をはらい
惠后(けいごう・ホゥェイ ホウ)と呼ばれていました。

 

名前の「萬」は何度転生しても

もれなく付いてくるようです。

 

先代が居た時代は、日本で言うとこの弥生時代
次の転生は、中国人で平安時代
そして次は、日本人で江戸時代

現在日本人(昭和生まれ)

 

人間は何度も転生を繰り返しますが、

萬里は役目上、約1800年前の先代から数えています。

二〜三代目の頃、

先代は御霊分けで指導霊さんとして

付(憑)いておられたのですが

 

先代から現世までの間に当たる、
二代目と三代目は一生のうちに

思うようにお役目を果たすことが

できなかったそうです。

 

それは、指導霊(御霊分けした先代)さんが

役目を全うさせるための導きが

ままならなかったということで、

 

「今度こそは!」てな感じで3度目の正直。

これまでとは違う形でチャレンジ

現世の萬里には守護霊さんとして

導き指導の為に来られたそうです。

 

先代は寿命の短い時代に86歳まで生きたそうで、
今にすると160歳前後!?

 

そんな長寿なら

時間はたくさんあったようにも思えるんだけど

その年まで生きても、

まだまだやり尽くせてない「お役目」。

だから、転生しても持ち越し課題となりまして

3倍上乗せの昭和の萬里

萬里は

この先代さんと二代目三代目のやり残した事を
一挙に引き受けこの世に生まれました。

 

そして同時に求められたのは、

先代が使っていた術具を集めること。

 

使う道具(術具)は多岐にわたり

全てがその時代の中国には存在していた物だけど

現代の、それも日本で探すのは至難の技

 

「同じものを今世で探せ!」と無茶ぶり言われ

日本でも可能な範囲で探してはおりますが

なかなか手元にはやって来ないものです・・・

その一つには

先代の時代に所有していた

儀式を行う「石の祠」を建てるということも

含まれてるんですが
後ろ(先代)から怒られるの覚悟で言いますと
到底ムリな話しです・・・ひやひや。(←小声)

 

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