バンリの箱庭

あの世とこの世とその狭間:萬道研究会

萬里は祈祷師【第一の人生】34の章

*登場人物*(急に思い出したL.Sでの出来事回想)

・アンナ←L.Sという夜のお店で働いていた時の萬里の名前

・キョウ←L.Sの女の子スタッフ(アンナのお目付役的存在)

・常連客←高身長イケメン金持ちの常連客、だけどナルシストなんで実は苦手

・マスター←L.Sの経営者、萬里の雇い主(この時はまだ愛人はいない、お店で真面目に働いていた)

・ダイ←L.Sのマネージャー(マスターの実弟

 

 

昨晩お店で

働いていたはずのアンナ(萬里の源氏名)

気が付いた時

自宅のベッドにワープしていた

 

アンナの身体は傷だらけ

全てが記憶にないゆう★

 

と、とりあえず

何があったのか

誰かに電話しなければアセアセ

 

アンナケータイ

「キョーウーーびっくり

気が付いたら

ベッドの中にいて

身体中痛くて

傷だらけなんやけどDocomo108ゆう★

 

何があったのかも

どうやって帰ったのかも

全く覚えてないんやけどーーゆう★

 

キョウケータイ「あ、いや

覚えてないほうが

いいと思うよ苦笑

 

アンナケータイ「なんでよぉゆう★

これ知らん訳にはいかんレベルの

大惨事よぉゆう★

それに誰のか分からん

ロレックスが腕に

ついとるんやけどぉゆう★

 

キョウケータイ「え!それは分からんアセアセ

とにかくマスターも

その場におったけん

状況は分かってるし、

アンナさん

今日はお店休んで!

って言われてるよ!」

 

アンナケータイ「その場には

誰がおったんよぉ?

どうやって自宅に

帰ったのかくらい

教えてよぉ〜〜ゆう★

 

キョウケータイ「そういう諸々は

明日お店に来てから話す!

とにかく今日は休んで!

あ!私がアンナさんの彼ピーに

電話して迎えに来てもらった

ごめんね勝手に電話借りたよゆう★

その辺りは彼ピーに電話してみてエクステンション

じゃ、お大事に〜矢印上

 

休めって・・・涙

余計に何があったのか気になる

 

その日、

仕事の昼休みに

心配した彼ピーが

様子を見に来た

 

アンナ「あー!!!

彼ピー!!!

何があったと?!

何でブラウスとシーツ

真っ赤なん?

何でなんで??」

 

彼ピー「大丈夫?

俺キョウから迎えに来てって

言われて行っただけで

店で何があったかは知らん涙

 

アンナ「じゃ、彼ピーが

自宅まで運んでくれたん?

で、着替えもさせてくれたん?」

 

彼ピー「おうっ!

お姫様抱っこで

帰って来たぜぃonpu03

しかし大変やったアセアセ

 

店から車に運ぶ途中

全く動けんくせに

口だけは達者で、

運ばれながら

通りすがりの人に

悪態ついて喧嘩売るしふぅ~ん

 

すいません!ごめんなさい!

って謝りながら歩いたばい苦笑

 

で、家に帰って

ベッドに寝かした途端

リバースw

 

真っ赤やったけん血吐いたかと

思ってビビったわ0口0

 

あちこち汚れたけん

拭いて着替えさせて

シーツも交換しといた。」

 

アンナ「えぇぇゆう★

ごめんありがとうゆう★

あちこち怪我してて

今日休めって言われた・・・。

リバース赤かったのは

レッドアイの

トマトジュースだな、うん。」

 

彼ピー「あ、

トマトジュースね納得ちゅん

うん、休んだ方が

良かろうw」

 

お店出てから

ベッドまでの

道のりは分かった

 

じゃ、開店時間から

閉店までの長い時間に

何があったんだろう???

 

翌日、休んだ昨日よりも

痛みが増してる

 

店の扉を開けた途端に

みんなに質問責め

 

事件当日・・・

 

着席前から

イラついていたアンナは

その後常連客と

普通に飲んでいたが

常連客の何かの言葉を

キッカケに

目付きが変わった

 

その目と顔の変化がすごくて

キョウがすぐに気がついた

 

だいたいこういう時は

アンナが発作を起こす前触れ

 

これまで

アンナを身近で見て来た

キョウの観察眼

 

キョウがヤバイと

思ったのと同時に

アンナは

怒鳴り声を上げ

過呼吸発作発動しながら

常連客に殴りかかった

 

0口00口00口0

 

キョウは客を放っぽり出して

すぐに紙袋(過呼吸発作対策用)と

安定剤を探し始めたが

薬が見当たらず

夜の街へ飛び出して

薬を探しに行った

 

ダイ(マネージャー)とマスターは

外に居たので

飛び出したキョウが呼び戻した

 

お店にいた他のお客さんと

残りの女の子達は

呆然として距離を取っていた

 

その間、

常連客とアンナは

揉み合っている

 

慌てて戻ってきた

マスターとダイは

常連客からアンナを

引き剥がし

カウンター裏の

見えないところに押し込んで

紙袋を吸わせようとした

けど

嫌がって二人にも

攻撃し始めた

 

狭い空間で暴れられるのは

危険と判断した二人

店の外へアンナを連れ出す

 

店の外の通路には

満席の時に

お客さんに待ってもらうための

ソファが置いてある

 

そこに連れ出すまでの間も

二人を殴る蹴るアンナ

 

なんとか引き摺り

表のソファにアンナを座らせた

 

アンナは二人を殴り

蹴り続ける

ひとまず両手足を

男二人がかりで押さえつけ

 

キョウが

薬を持ってくるのを待っていた

 

両手足を押さえつけられて

自由が利かなくなったアンナは

頭を壁に打ち付け始めた

 

もう男二人でも

抑え込めるような力ではなかった

 

店内にいた男性客も

加勢して安全確保したところで

キョウが薬を持って帰ってくる

 

そこで一刻も早く動きを

封じ込めるために

安定剤を3錠飲ませた時点で

アンナはブッ飛び

倒れ込んで静かになった

 

という次第ゆう★

 

 

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